///九州の山を登ろう///
<高岳(たかだけ)編>
1.登った日:平成18年5月21日(日)
2.《コメント》
 日本百名山の阿蘇山、中でもその最高峰の高岳に登りました。標高が1592m、ごろあわせで「肥後の国(ひごのくに)」と呼ばれ、熊本県知事専用車のナンバーにもなっています。
高岳へは、仙酔峡コース・色見行儀松コースなどがありますが、今回は根子岳との鞍部である日ノ尾峠コースにしました。

 ここへは、JR宮地駅の少し先から右折し、細い道をしばらく行くと杉林の中に日ノ尾峠登山口があります。8時に登山開始、植林から潅木地帯、開けてカヤになると目指す高岳東峰が目前に見えます。尾根をひたすら進む一本道、急な登りになると、左に鍋の平、右は高岳北の岩峰群、後ろは根子岳というすばらしい眺めになります。

 早咲きのミヤマキリシマ群落をひたすら突き進むと、10時に高岳東峰の山頂1506mに到着しました。360度の大パノラマは2時間の登山の疲れも忘れます、南北に広い頂上は火山岩のでこぼこ、特に南側は断崖絶壁になり超危険地帯です。なぜかしら、カメムシやてんとう虫が大発生しており、衣服にまとわりつき、逃げるようにして左下の大鍋への道を進みました。

 天狗の舞台といわれる不思議な平らな大岩を右に見ながら、ミヤマキリシマの群落の中を進み月見小屋を超えて西に進みます。この付近は溶岩がゴロゴロしており、さながら映画で見る惑星のよう。稜線を進み10時50分、1506m中岳到着、今までの山登りの中で、三股山では鳥になった気分で、湧蓋山では王様になり、阿蘇では、子供のように嬉しい気分になりました。さすが世界の阿蘇だとあらためて感動し、ここまで来たら墳煙上げる火口を間近に見たくなり、火口東壁展望台まで行きました。

 ここから引き返すのが一苦労でどうにか中岳を抜けて、12時20分、やっと「肥後の国・1592m」に到着、天気も良くすばらしい景色のなかでお昼にし、眼下に広がる熊本を満喫しました。

  13時に高岳東峰にもどり、ここから来た道を下り、14時に日ノ尾峠登山口に着きました。アスファルトの道に立つと、6時間の阿蘇の旅は夢の世界のように感じました。見上げると高岳の雄姿があり、あれに登っただという達成感に浸りながら阿蘇山をあとにしました。

高岳の雄姿1592mは肥後の国(ひごのくに)の象徴
⇒高岳の雄姿1592mは肥後の国(ひごのくに)の象徴

高岳登山ルート


日ノ尾峠登山口、ここからスタートします。
日ノ尾峠登山口
登山道からの高岳   樹林帯を抜けるとドカーンと高岳が見える。
まだまだ蕾がほとんどでした。
ミヤマキリシマ
可憐なイワカガミとミヤマの蕾の混生、その先はぞっとするほどの絶壁。
イワカガミとミヤマキリシマのつぼみ

高岳東峰   南北に長い高岳東峰頂上。
東峰から根子岳   東峰から東の眺め、根子岳が真正面に見える。
 東峰から南は断崖絶壁!!けして近寄ってはいけない。   東峰から南端
 東峰のちょっと西に誰が命名したか「天狗の舞台」とはしゃれた名前。 天狗の舞台
月見小屋    大鍋を進み月見小屋を左に見ながら西へ進み分岐を右に行くと高岳の麓に出る。
月見小屋から後ろを見るとこの景色、東峰頂上左に天狗の舞台、右は絶壁。   月見小屋から見た東峰

中岳頂上   1508m 中岳頂上、天気良し、気分最高、空気が旨い。
阿蘇山の火口、その先はロープウェイ。   火口と草千里
中岳頂上から火口東壁展望台につながる吊尾根   中岳頂上から火口東展望台につながる吊尾根。
火口東展望台、ここへは、仙酔峡ロープウェイから来れば10分。   火口東壁展望台
中岳から高岳へ   火口東展望台から引き返し、中岳を越え、やっと高岳の麓まで来た。

ついに、日本百名山、阿蘇山の最高峰、高岳頂上に着いた12時20分、「肥後の国(ひごのくに)」1592m。   高岳頂上1592
高岳東峰から仙酔峡方面   高岳東峰から仙酔峡方面。
北の岩峰群は通称鷲ヶ峰といわれ、下から虎ヶ峰、鷲ヶ峰、竜ヶ峰、ナイフリッジから東峰に続く。   東峰から見た高岳北の岩峰群
鷲が峰でのロッククライミング
鷲ヶ峰のアップ、よく見ると二人がロッククライミングをしている・・・まさしく命知らず!